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【消費者金融】 アイフル債務者が一斉提訴
2005年 07月 25日
アイフル債務者一斉提訴 過払い金返還求め28府県で
消費者金融大手「アイフル」(京都市)に法定金利を上回る利息を支払わされ、債務整理に必要な取引履歴の開示も拒否されたとして、債務者が25日、同社に過払い金返還と慰謝料支払いを求める訴訟を、大阪地裁など各地の地裁、簡裁に起こした。 同日中の提訴は28府県、原告数で約450人、請求金額計約3億4000万円に上る見込み。 取引履歴開示をめぐる最高裁判決が19日に出たばかりですが、今度はアイフルの債務者が集団提訴したそうです。「貸金業者には開示義務があり、拒めば不法行為として賠償責任を負う」とした最高裁判決は債務者への追い風となっているようです。 消費者金融の問題点については以前から指摘されていますが、いつまでたっても大きな問題にならないなあという印象があります。近年は癒し系だったり爽やか系だったり、様々なCMがメディアに露出し、市民の抵抗感も減少しているように感じます。これだけ大々的に消費者金融がCMを打てるようになった背景には政治力もあるようです。 アイフルといえばチワワのCMが有名ですが、アイフル被害対策全国会議のホームページには皮肉たっぷりにチワワが登場しています。ソフトなCMで顧客を引き付ける手法への警鐘でしょうか。 こちらのページでは、利率の違いがその後どこまで膨れ上がるかという比較表が掲載されていますが、法定利率内の18%と消費者金融の29%では、支払い総額で20万も違ってくる(50万借入のシュミレーション時)といいますから驚きです。パーセンテージではコトの違いが認識しづらいですが、金額にすると一目瞭然ですね。 一市民からみて、このような利息制限法に定められた利率を大幅に超える設定をしてもお咎めが無い現状はやはり疑問ですし、こうした業者が大々的にテレビCMを打っている現状もまた疑問です。 CMで各社もこれみよがしに「ご利用は計画的に」なんて言っているので、借りて返せなくなるのは債務者の自己責任と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、それだけでは片付けられない問題だなあと思います。 関連記事:さわやかサラ金(消費者金融)CMにだまされるな!
by ex-keita17
| 2005-07-25 13:32
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