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のんびりといきましょう

by ex-keita17
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【都議選】 今年最大の政治決戦?
民主躍進、自民は後退 首都も2大政党化
 今年最大の政治決戦として、各党が国政選挙並みの態勢で臨んだ東京都議選(定数127)が3日投開票され、民主党が現有19議席を35議席に伸ばし、目標の30議席以上を達成、都議会第2党となった。自民党は現有51議席を守れず、48議席に後退した。

 投票率は43・99%で、前回を6・09ポイント下回り、過去最低だった1997年の前々回(40・80%)に次いで2番目の低さとなった。



 今年最大の政治決戦の投票率が44%とは何とも寂しい数字です。雨だったから余計数字が下がったのでしょうか。それにしても低い数字。。

 今に始まったことではありませんが、国民の政治離れは相当深刻ですね。選挙にいかない方々は「どうせ変わらない」とか「自分には関係ない」とか「面倒臭い」等、そんな理由が多いようです。

 国民の政治離れの原因を、国民の期待を裏切り続ける政治や政治家側に求める意見もあります。それも確かに一理あると思います。例えば郵政民営化問題にしてもそうですが、国民にとっての優先順位と政治家にとっての優先順位が乖離し、政治家が本当に国民の方を向いているのか疑問に思え、国民にも諦めモードが漂うのは致し方ないかもしれません。

 それでもやはり「選挙に行かない」というのは国民が最も採ってはいけない選択肢なように思います。主権者として政治に参加する為の最も直接的な権利である選挙権、これを放棄するのは極端に言えば主権を放棄するにも等しいのではないかと思います。

 現在の政治が例えつまらないものであっても、それを理由に投票を棄権するということは、自らの意思を政治に反映させようという姿勢を放棄することであります。これはすなわち、もはや自分の意思を政治に反映させることを放棄する = 全てお任せという姿勢です。

 いかなる政治が行われても文句は言わないという方は別ですが、基本的に政治は最終的には国民の生活に関わってきます。「つまらない」とか「自分には関係ない」とかそんな理由で選挙を放棄することにより政治と国民生活がさらに乖離し、結局損をするのは国民自身だと思うのですが。。

 ただでさえ少なくなっている投票者のさらに一部により選出された者が本当の意味の「代表者」といえるのか、甚だ疑問に思う今日この頃です。

 そのうち「あまりに投票率が低いので、国民から選挙権を剥奪する」なんて話になったりして。。

【憲法】
第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

by ex-keita17 | 2005-07-04 13:56 | ニュースを読む