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救急車の有料化検討
2005年 05月 19日
救急車有料化で検討会設置 出動増加受け、消防庁
総務省消防庁は19日、救急車の出動件数が急増していることを受け、緊急度が低いケースの有料化や民間活用の推進などについて議論する検討会を設置することを決めた。 いよいよ本格的に救急車の有料化が検討され始めたようです。 有料化により救急車を呼ぶのをためらい、結果人命が失われるような事があると懸念する向きもありますが、そうした事態はそれ程起こらないように思います。明らかに救急車を呼ぶ必要が無い場合に呼ばれてしまうケースを減らす事に意味があるのでしょう。 体調の異変の捉え方は各個人・家庭によって様々です。ちょっと気分が悪くなっただけで一大事と慌て119番する方もいれば、重症なのに大した事ないと判断してしまう方もいます。有料化検討は前者のタイプの方に対する事前抑制効果をある程度狙っているのでしょう。 親が医師をしている我が家は完璧に後者のタイプでした。私が小学生の時、腹痛(虫垂炎)を訴えたのにしばらく放置され、結果悪化して長期入院を強いられた事があります(悲)。 また逆に、居酒屋でギックリ腰で倒れたばかりに、店の方に急性アル中と間違われ救急車を呼ばれてしまった事もあります(実際腰が痛くて動けませんでしたが)。高校の球技大会で脳震盪を起こし、大事をとられて?救急車に乗った事も。。 こうした体調異変の捉え方は個人の人格や価値観に通ずる部分もあり、有料化されてもそう変わらないのかもしれません。本来の重症患者に対応できなくなるような事態を防ぐという有料化本来の目的に対する効果は何とも未知数です。 ただ救急車が必要なケースだったかを事後的に判断し徴収する形でも止むを得ないと思います。実際救急車に乗っているのだからその対価を払うのも仕方ないでしょう。事後徴収では事前抑制効果が弱いかもしれませんが、事後徴収されて学ぶ事もあると感じます。 判定基準の問題や民間活用等、これから議論すべき課題が山積なのでしょうが、高齢大国ニッポンにおいては必要不可欠の議論になりましょう。
by ex-keita17
| 2005-05-19 20:28
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