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表参道
2006年 09月 09日
表参道に行くとあれば、表参道ヒルズとやらをチェックせねばということで、野次馬根性で足を延ばしてみた。
元の同潤館アパートの跡地で、『古いアパートの面影を意匠に託』したんだそうな。 安藤忠雄先生がそこのコダワリを熱く語っていたのを昔テレビで見てたので、実物を見てあぁこういうことかと感心。でも面影あるのはほんの一部分なのがちょっと寂しい感じ。 中に入るとそれはまあ立派な施設。各階が螺旋状に繋がっているので、ぐるっと歩いて回れるのがちょっと面白い。 各階にはブランド系ショップが軒を連ね、とにかく華やか。 でも元々ブランドに興味が無い上に最近物欲に走らなくなった自分としては、特に何が欲しくなる訳でもなく。。買い物好きな人はこういう所でストレス発散するんだなあなんて思いながら、ただ見物って感じで見てました。 それにしてもかなりの賑わいで、景気回復を実感。景気回復すれば人々の暮らしが豊かになって良いとは言うけど、こういう消費型の社会で本当に人々は豊かになってるのかな?なんてちょっと考えてしまった。 買い物とか食事とかで欲求を満たそうとする人も多いけど、実際どれだけの満足を得られているんだろうか??結局いくら買い物したり飲み食いしたりしても、一時の満足を得られるだけで、持続的に心が満たされるような事は無いんだと思う。 「楽しい」とか「美味しい」を感じる瞬間も確かに絶対必要。でもそれが無いと心が満たされないと感じるようになっちゃうと、これはもう依存症のレベルかも。心の支えとなるパートナーとか、一生続けられるような趣味や教養などで心を満たすことが出来るようにしておかないと、一瞬の満足をとにかく積み重ねるしか無いというせわしない状態になりそう。 極端に言えば、たとえ遊んだり買い物したりする金が無くなっても、病気やケガで動けなくなっても、それでも自分の心を満たすことが出来る「何か」を持っていないと、いざという時に自分自身が苦しむ事になるんじゃないかと漠然と思える今日この頃。
by ex-keita17
| 2006-09-09 00:15
| 息をぬく
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