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【鹿砦社社長逮捕】 名誉棄損容疑にて
名誉棄損で出版社社長逮捕 神戸地検「露骨な虚偽」
 神戸地検特別刑事部は12日、プロ野球の元球団職員やパチスロ製造会社役員を出版物やホームページ上で中傷したとして、名誉棄損容疑で兵庫県西宮市の出版社「鹿砦(ろくさい)社」社長、松岡利康容疑者(53)=同市甲子園七番町=を逮捕。同社や自宅など3カ所を家宅捜索した。
 出版社の代表者が名誉棄損容疑で逮捕されるのは極めて異例。神戸地検は「露骨な虚偽事実を提示し、インターネットを通じ現在も名誉棄損が続いている。メディアとしての社会的責任を忘却し悪質だ」と説明している。松岡容疑者は「コメントを差し控える」と黙秘しているという。



 ニュースタイトル・神戸地検の文字を見てもしやあの出版社?と思いましたがズバリ的中。暴露本出版社の異名をもつ鹿砦社社長が逮捕されたそうです。

 同社はこれまで度々出版差し止めをくらっていましたが、今回は社長の逮捕。。
 名誉毀損で逮捕の必要性があるケースってあんまり考えられないような気もしますが、これまでの悪名も手伝って裁判所も罪証隠滅のおそれアリとして逮捕状を許可したんでしょうか。
 最近はパチスロのアルゼなんかとドンパチやっていてそっちからの圧力もあったのでしょうが、キワドイ出版物の発行を繰り返す同社を格好のターゲットとし、他の出版社に対する見せしめ的効果を狙ったって感じもしなくもないです。

 先日、鹿砦社ブックレット『表現の自由とは何か』をブックオフ100円コーナーで購入し読んでみました。同社の事件以外にも過去の出版差し止めの話(三島由紀夫、大江健三郎、柳美里etc)などについても書かれており、なかなか興味深い内容でした。

 人権擁護法案や共謀罪の検討など、何となく表現の自由が圧迫され息苦しくなりつつあるご時勢において、表現の自由について考えることはとても意義あることだと思います。その点では同社の投げかける問題提起には共感する部分もあります。

 ブックレットの中で、今回逮捕された社長は裁判所による出版差し止めの乱発に異議を唱え、表現の自由を声高に主張していました。ただその主張方法が芸能人にプライバシーは無いと言わんばかりの「ジャニーズおっかけマップ」とか「タカラヅカおっかけマップ」とかっていうのはいかがなものかって感じでしたが。

【表現の自由の価値】
 ①個人が表現活動を通じて自己の人格を発展させるという個人的価値              (自己実現の価値)
 ②表現活動を通じ国民が政治的意思決定に関与するという民主政に資する社会的価値    (自己統治の価値)


 同社の主張がいまひとつ説得力を持たず、また差し止めが幾度も許可されたのは、この表現の自由の価値の中心ではなく、限りなく辺縁の部分で主張しているからだと感じます。
 同社の表現は②自己統治の価値の要素に欠け、①自己実現の価値にしても個人の幸せの追求方法が「ジャニーズおっかけマップ」というのではどうも説得力に欠けます。

 民主政に資さない表現だからといってその価値を否定されるものではないですが、同社の表現はあまりに極端で、公益性や公共性も認定しづらいため、結局個人の名誉やプライバシーとの利益衡量の前にあっさり押し出しをくらっているような感じです。

 しかしながら辺縁部分で表現の自由を主張するアウトロー出版社の存在により、その保障の枠について社会が再度認識出来るようにも思えます。皆が枠の中心で小さく収まっていると、枠自体がどんどん狭められるおそれがあるかもしれません。
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by ex-keita17 | 2005-07-12 14:35 | ニュースを読む