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「憲法は国民ではなく国家を縛るものだ」 by 民主党
2005年 04月 01日
<自民新憲法起草委>「天皇制」など新たに盛り込みへ
自民党新憲法起草委員会は1日、前文に関する小委員会(中曽根康弘委員長)の作業部会を開き、党改憲試案の要綱案に、これまで検討課題としていた▽天皇制▽愛国心▽国民の義務▽地方自治――を新たに盛り込むことで大筋合意した。 「天皇制」 「愛国心」 たしかにこれまでの日本という国における国家統治には不可欠の要素であったと思います。ただこの要素が「国家権力を拘束し国民の人権を保障する」憲法にとってどれだけ必要な要素なのかといえば疑問があり、改憲論議においてこれだけ自民党がしつこく主張する必要性も感じられません。 「みどりの日」を「昭和の日」にするって決まったらしいですが、こういうところでも天皇制を何らかの形で利用し、天皇制の枠内で国民を統制しようという意図が私にはみえます。確かに激動の昭和を顧みる(省みる?)ことは必要ですが、国から押し付けられる筋合いはありません。 東京都でも「愛国心」関連の話題が熱いですが、基本的には相対的な概念であり、国民がそれぞれの形で持つべきものだと思います。まして国家に強制されるべきものでもないし、憲法に謳うような概念ではないと思います。 「国民の義務」に関しても上述の憲法の性質からすれば、現行憲法と比較して国民の義務・責務が増えることは、国民にとっては「改悪」に等しいものではないかと思います。 民主党の「憲法は国民ではなく国家を縛るものだ」なんてごく当たり前の話ですが、こんな批判を受けるようなレベルの自民党の改憲試案、税金で高い給料貰っている議員さんが時間を費やして作るだけ無駄ではないかとさえ思ってしまいます。 唯一賛成できるのは「地方自治」だけですね。これからは地方が活力を持って日本を盛り上げていく時代だと思います。憲法上ももう少し厚く規定してもよいかと。 ただ某都知事みたいな人が現れるとちょっとやばいですが。。
by ex-keita17
| 2005-04-01 20:58
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