カテゴリ
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ライフログ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
年の瀬~「過去を見直そう」
2004年 12月 24日
いよいよ今年も残り僅かになりました。あっという間に年末になってしまった気がします。毎年年末になると「今年も早かったなー」と思います。昨日から年賀状作成を始めました(やや遅い)。そんな訳で、勉強時間はやや減っていますが、「年の瀬だからしょうがない」ってちょっと自分への言い訳かも。。
今日はこんなニュースを目にしました。 ------------------------------------------------------------------------ 「卍」紋章を変更へ 少林寺拳法グループ 国内外に約150万人の会員を抱える「少林寺拳法グループ」(総本部・香川県多度津町)は24日までに、40年以上使ってきた「卍(まんじ)」の紋章を来年4月から変更することを決めた。 ナチスの「かぎ十字」を連想させるとして海外で商標登録が認められず、少林寺拳法の海外普及に支障があるため。新しい紋章は来年1月に披露する。 ------------------------------------------------------------------------- ちょっと変わったニュースですが、こんなところにもナチスの影響がまだ及んでいます。ドイツではナチスの影を徹底的に排除する為、様々な取り組みをしています。「闘う民主主義」に代表される国民への憲法忠誠の姿勢を背景に、およそナチスの影を想起させるものが徹底的に排除する姿勢が貫かれています。学校で生徒が挙手をする際も、ハイルヒトラーのポーズを連想させるので手は挙げず、指を立て肘から上だけピっとあげるんだそうです(伊藤塾長の憲法講義より)。 私はこのドイツの姿勢は素晴しいことだと思います。徹底的に過去を反省していなければできない事です。個人レベルでも過去を真摯に受け止め反省し、それを自らの行動に反映させる事は出来るようでなかなか出来ません。それを国家レベルでやろうとしているのですから、頭が下がります。 しかしこと我が日本はどうでしょう。過去の過ちに真摯に向き合っているとは到底思えません。過去はもう清算済みだという姿勢が見えるだけでなく、軍国主義に逆戻りするような動きさえ見える有様です。小泉首相の靖国参拝にしても、過去を真摯に受け止め反省しているのであれば、首相としてのうのうと靖国参拝が出来るわけがありません。 日本国の戦没者慰霊という目的であれば、諸外国の神経を逆撫でする靖国参拝など敢行せずとも、他にも方法はあるはずです。日本国を守る為多くの方々が亡くなった沖縄を訪れるという方法もあるのではないでしょうか。アメリカの手前難しいんでしょうが。。 自民党の憲法改正案でもそうですが、「日本をリセットする」なんて非常に安易な発想です。将来の行動を起こす前にまずもう一度過去を見直すべきだと思います。そうしないと同じ過ちを繰り返してしまうでしょう。 自分もこの年末に今一度過去を見直して、来年に臨みたいと思います。
by ex-keita17
| 2004-12-24 13:49
| 息をぬく
|